以前は社員数1,000名を超える大企業さまを中心に採用されていたオリジナル作業着。
最近は社員数数十名~数百名の企業さまでもご検討されることが少しづつ増えてきています。
検討の際に「オリジナル作業着ってどうやって製作すればいいの?」という点に目が行きがちですが、実はいろいろと注意点があります。
特に社員さまの人数が少なくなればなるほど、気をつけたほうがいいポイントがあります。
今回は社員数100名未満の企業さまを前提に、オリジナル作業着を導入する際の注意点をご説明していきます。
社員数100名未満の企業さまがオリジナル作業着を導入する際の注意点
ポイントを先に申し上げますと、「単価」「端サイズ」「予備分の在庫運用」が主な注意点となります。
それぞれについて、以下でご説明していきます。
単価が高くなる可能性があるので注意
作る数が少なくなればなるほど、作業着1着あたりの単価は高くなります。
製作しようと思えば、20~30着でもオリジナル作業着を作ることはできますが、1着1万円を余裕で超える高級作業着になってしまいます。
特に要注意なのは追加の製作時です。
例えば下記を前提とします。
・社員数30名
・作業着ブルゾン
初回の製作数量は全員分(30名×3着)+予備分を作りますので、必ず100着を超える数になります。
ただ、当然ですが、追加の製作時には全員に再度3着ずつ貸与することはしません。
そのため、製作数量は初回製作の100着を大きく下回る数になってきます。
「100着の単価」と「数十着での単価」を比較すると、当然数十着の単価の方が高額になります。
初回の製作時から、追加製作時の単価が上がることを頭の中に入れておいてください。
オススメはオリジナル作業着の検討時に、「発注ロットごとの単価見積」を出してもらうことです。
そこで予算が合わなければ、完全オリジナルではなく、既製品の二次加工でオリジナル感を出す方法に切り替えたほうがいいかと思います。
端サイズは余る可能性があるので注意
上記で「単価の注意点」をご説明しましたが、初回と同じ数量を製造すれば、同じ単価で製作することができます。
「消耗品だし、そのうち使い切るでしょ!」と製造するのもアリですが、余る可能性もあるので注意が必要です。
特に要注意なのは、Sサイズや3L・4Lなど、端のサイズです。
どんな体型の方が入職されるかわからないので、「S以下の小さいサイズ」や「3Lサイズ以上の大きいサイズ」も作らないわけにはいきません。
端サイズの製作はある意味で保険のようなもので、「余っても仕方ない」という発想を持つことが必要です。
社員数が多い企業さまほど、様々な体型の方がいらっしゃるので、全サイズをバランスよく消化できる可能性が高くなります。
その一方で社員数が少ない企業さまほど、特定サイズの体型の方だけ多いという状況になりやすく、一部サイズが余ってしまう可能性が高くなります。
もし「使わないかもしれないサイズを作るのはもったいない!」と思われる場合は、必要なサイズだけ1着単位で発注できる「既製品」がオススメです。
予備分の在庫運用が想定通りに進まない可能性があるので注意
オリジナル作業着の製作時には「すぐ貸与する分」だけでなく、「予備分」も作ることが一般的です。
予備分の数量は今後の半年間~3年間分を製造することが多いです。
在庫として運用することになりますが、「各サイズを均等に5着ずつ」といったような作り方をすることはほとんどありません。
基本的に主要サイズであるLサイズを中心に、バランスを考えて製作することになります。
(例.S×5、M×10、L×20、LL×15、3L×10、4L×5)
全サイズをバランスよく消化することを想定するわけですが、想定通りにうまくいかないことも多く発生します。
例えば、「Lサイズだけ在庫ゼロ」「LLサイズだけ在庫ゼロ」となってしまうというケースです。
どんな体型の方が入社されるかわからず、どんな体型の方から消耗交換による貸与申請があるかもわかりません。
「特定サイズだけが、なぜか先に在庫ゼロになること」が発生することも珍しくありません。
その場合、下記のいずれかの対応を取ることになります。
・高単価になるが、「在庫ゼロになったサイズだけ」を追加製作する
・初回の単価と同額になるよう、「在庫ゼロになったサイズを含めた全サイズ」を追加製作する
・全サイズが残り少なくなるまで希望者の方には我慢してもらい、合わないサイズをひとまず着用してもらう
ちなみに社員数が少ない企業さまほど、「予備分の数量がそもそも少なめになる」と同時に「社員さまの体型に偏りが出る可能性が高くなる」ため、特定サイズだけ在庫ゼロになってしまう可能性が高くなります。
「特定サイズだけ在庫ゼロになることも出てくる」という発想を必ず頭の中に入れておいてください。
「予備分の在庫運用は経費もかかるし、考えるのも仕事が増えて面倒だし。。。」と思われる場合は、”予備分という発想”が全く必要ない既製品がオススメです。
まとめ
社員数100名未満の企業さまがオリジナル作業着を導入する際は下記に注意が必要です。
・初回製作時の単価が高くなる可能性がある点
・追加製作時はさらに単価が高くなる可能性がある点
・小さいサイズや大きいサイズが余る可能性がある点
・予備分をバランスよく消化できず、特定サイズだけ在庫ゼロになる可能性がある点
一言で表現すると、「ある程度経費がかかることを覚悟しておくことが大事」と言えるかもしれません。
一旦導入すると、簡単には引き返すことはできないオリジナル作業着です。
社員数が少ない企業さまほど、オリジナル作業着の導入は慎重かつ丁寧に判断されることをオススメいたします。
御社のオリジナル作業着のご検討に、お役立ていただければ幸いです。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!
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