企業さまにとって作業着とはただの仕事着ではなく、ある意味会社の顔ともいえるものです。
なので、できれば周りと同じデザインは避けたいものかと思います。
オーダーメイドができれば最善ですが、高いコスト・長い納期・在庫備蓄の必要性などを考慮するとなんともいえない企業さまも多くいらっしゃいます。

でも、、、あきらめないでください！

あるんです、いい方法が。
既製品の作業着をオーダーメイド風に見せる方法があるんです。
既製品と価格がほぼ変わらない、10日～2週間で準備できる、在庫を備蓄する必要もない方法があるんです。

今回は企業さまに向けて「既製品の作業着をオーダーメイドに見せる方法」をご紹介していきます！

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オーダーメイドは必要ない！？既製品の作業着をオーダーメイドに見せる３つの方法＆裏技！

オーダーメイド作業着を採用する目的とは？

オーダーメイド（オリジナルデザインや別注とも呼ばれます）の作業着は大手企業さまを中心に採用されています。
最大の理由は、同業を含めた他社との差別化。
機能性もありますが、大きいのはやはり「デザイン（＝見た目）」の差別化ですね。

オーダーメイド作業着のデザインの特徴とは？

最近人気のオーダーメイド作業着の「デザイン」には、大きく３つの特徴があります。

簡単に言うと、”従来”の既製品の真逆ですね。
”従来”の既製品はみなさんご存じの通り、下記のようなものです。

でも”従来”の既製品ではなく、”最新”の既製品と二次加工を活用すれば、オーダーメイドと同じようなデザインを作れるんです！

既製作業着をオーダーメイドに見せる方法

既製品をオーダーメイド風に見せる方法の、大きいポイントは次の３つです。

具体的にご紹介していきます。

ポイント）上着は配色入りを選ぶ

”最新”の作業着はおしゃれなデザインがかなり増えてきています。
特に最近よく開発されているのは、配色入りデザイン。
オーダーメイド作業着のように、複数の色を取り入れたデザインの既製品がどんどん増えてきているんです。

配色入りデザインには下記のパターンがあります。
・ボディ部分の両サイドに配色入り
・両肩に配色入り
・袖部分に配色入り

どのパターンでも、従来の既製品よりはグッと「今風な印象」のデザインになります。
もし、上着の色が御社のイメージカラーであれば、オーダーメイド感をかなり出すことができます。
ぜひ探してみてください！

ポイント）ズボンは上着と別の色を選ぶ

オーダーメイド作業着の企業さまと同じように、ズボンは上着と別の色を選ぶとオリジナル感が増します。
ちなみに大手ゼネコンさんの作業着をリサーチしたところ、３社に１社は「上下別色デザイン」の作業着を採用されています。

ただし、既製品で上下別色を取り入れる際は注意点があります。
ズボンと上着を同じ生地（＝同じメーカーの同じシリーズ）で統一することです。

完全に別々のデザインのズボンと上着を組み合わせるのは、違和感が生じる可能性が高いのであまりオススメできません。

ポイント）刺繍を必ず入れる

オーダーメイド感を出すには、やはりネーム刺繍は必須です。
入れる刺繍は会社名だけでなく、ロゴマークも入れるとかっこよさが増します。
また、一般的にネーム刺繍は左胸１ヵ所ですが、左袖や背中の首元などにロゴマークを追加で入れるのもオリジナル感が増してかっこいいです

既製作業着をオーダーメイドに見せる裏技

最後に作業着業界ではあまり採用されていない、既製品をオーダーメイドに見せる裏技を３つご紹介していきます。

裏技）プリントを入れる

社名やロゴマークを刺繍ではなくプリントで入れる方法です。

プリントを入れるときのポイントはサイズ。

刺繍のよう2cm×7cmといったコンパクトサイズではなく、背中にどーんと8cm×25cmといったビッグサイズで入れるとオリジナル感が相当出せます！

「はがれるんじゃないの？」と心配される方も多いですが、問題ありません。
最近のプリント技術は以前よりもずっと向上していて、乾燥機にかけない限りは基本的にはがれることはなかなかありません。

裏技）ワッペンを付ける

上記でご説明したプリントの応用パターンです。
ネーム刺繡ではなく、ロゴマークが入ったオリジナルワッペンを作成して縫い付けるという方法です。

刺繍やプリントよりも高額なので、ワッペンを導入している企業さまはとても少ないので差別化の効果はとても大きいです！
（しかも高額とはいっても、ゼロからオーダーメイドの作業着を作るよりはずっと安上りです。）

刺繍よりは消耗が目立つ可能性はありますが、インパクト・高級感はレベルが違うのでおもしろい方法ですよ。

裏技）ちょい足し加工

ちょい足し加工とは、生地を追加で縫い付けてオーダーメイド感を出す方法です。

例えば、下記のような感じです。
・右袖にもペン差しポケットを追加で縫い付ける
・フタがない胸ポケットに、フタを追加で縫い付ける

このときに追加で縫い付ける生地の色はベースの作業着と「違う色」を使うと、さらに差別化ができるのでオススメです。
この追加生地の色に「御社のイメージカラー」を採用すれば、別注作業着といってもいいくらいガラッと印象が変わります！

以上、既製品の作業着をオーダーメイドに見せる方法のご紹介でした。
既製品をうまく選んでうまく加工すれば、わざわざオーダーメイドを作る必要はないのかもしれませんね。
（オーダーメイドを否定するつもりは全くありません！）

作業着のデザイン変更をご検討中の企業さまの参考になればうれしいです。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました！

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