2022年歳末、ファン付きウェアのパイオニアである株式会社空調服から新商品が発表されました。
その目玉となる商品が最大電圧18Vのターボモードを搭載した大風量バッテリーとファンです。
今回は2023年大注目の株式会社空調服社の新デバイスの性能をご紹介。
既存のファン・バッテリーとの性能を徹底的に比較していきます。

(株)空調服新デバイス”18V”発売決定！【2023年最新】

ここ数年でファン付き作業着の市場は急激に発展を遂げており、2022年には約155億円にまで増えたという調査もあります。
市場に多くの商品がある反面、商品選びは少しずつ複雑になってきました。

そうしたファン付き作業着戦国時代の中、法人さまから人気の高い”(株)空調服”より新デバイスの発売が決定しました。

一般的に使われている「空調服」という名称を”商標登録”している会社で実は「空調服」を名乗れるのは(株)空調服社製だけになります。

・圧倒的な不良率の低さ
・バッテリーの防塵防水性能
・豊富な在庫備蓄量
・1年間のメーカー保証付き

以上の点から2022年までも法人さまから人気の高いブランドでした。

【参考】【空調服の違い】結局どのメーカーの空調ウェアが１番売れてるの？《2022年最新》

これまでは最大出力の点で他のメーカーと差がありましたが、新作は最大電圧、最大風量や接続の頑丈さなどもリニューアルされました。

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圧倒的なパワーを誇る新バッテリー・ファン
1. 最大電圧18V、最大風量106ℓ/秒の高性能
2. 高性能を実現しながら使い勝手も向上・維持
パワーアップの弊害はやや大型化したサイズ感・・・？
1. バッテリーが大型化
2. ファンがやや大型化
最大出力継続時間もやや伸びました！
丸一日継続使用できるモードでも涼しい！
まとめ
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圧倒的なパワーを誇る新バッテリー・ファン

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パワーアップしたポイントは主に2点。

最大電圧18V、最大風量106ℓ/秒の高性能

空調服社製に限らず、2022年発売されたどののデバイスと比べても遜色ない性能です。

参考：バッテリー最大電圧18V（桑和製）、ファン最大風量86ℓ/秒(クロダルマ製)

昨年までの空調服社のハイパワーモデルが14.4V、76ℓ/秒であることを考えるとかなりパワーアップしたとわかります。

高性能を実現しながら使い勝手も向上・維持

・ファンの羽部分水洗い可能！
・バッテリーはJIS防塵防水規格適合！
・3時間の高速充電対応！

これまで空調服社のファンは水洗い不可でした。
2023年モデルはファンを分解し羽部分の水洗いが可能となりました。扇風機をお手入れするときのように一つ一つ部品を分解しての作業になります。
さらにバッテリーはハイパワーモデルに引き続き、JISの防塵防水規格に適合しています。
充電時間も約3時間の高速充電に引き続き対応しています。

また、ケーブルとファンの接続部分も壊れにくいように改良が加えられています。

高出力に対応できるようにパワーアップさせてさらに涼しく、快適な使い勝手のいいファン・バッテリーになったといえます。

パワーアップの弊害はやや大型化したサイズ感・・・？

スペック上のデメリットは2点。

バッテリーが大型化

バッテリーはより縦長に

バッテリーは強力になった分やや大きくなりました。
横が1cm程度、縦が2cm程度大きくなりました。厚みはほぼ変わりませんでした。
重量も50gほど増えています。
実際に既存のバッテリーと並べて大きさ比較するとより縦に大きくなったと感じられるかと思います。
前のモデルと比べたら大きくなりましたが他社のバッテリーと比較したら特段大きいというわけではないので、気にならないという方もいらっしゃるかと思います。

ファンがやや大型化

最新モデルがやや厚い仕様

ファンも少しだけ大きくなっています。
14.4V対応モデルと比べると1cm程度厚くなり、5gほど重くなったようです。
こちらも既存モデルと見比べてみると違いは分かりますが、実際使用するにあたって明確な差を感じられる方はほぼいないかと思います。
ただ、最大風量使用時の音はかなりうるさく感じました。来年は静音モデルが発売されるかもしれないですね。

最大出力継続時間もやや伸びました！

次に最大出力使用時の継続時間の比較です。
これも最新の18Vバッテリーは、ターボモード使用時5.1時間です。
昨年までの14.4Vバッテリーは4.9時間なのでやや長持ちするようになりました。

ハイパワーで使用したときに、極端に使用時間が短いということもなさそうです。

丸一日継続使用できるモードでも涼しい！

最後に連続使用時間での比較です。
丸一日(8時間)継続使用できる”最大出力”で比較していきます。
最新の18Vバッテリーは8時間継続使用できる出力で最大風量62ℓ/秒で稼働できます。
14.4Vバッテリーと7.2Vバッテリーはどちらも48.8ℓ/秒なので、継続使用の面でもパワーアップしたといえます。